漫画・小説から学んだこと
こんにちは、千葉朝食会モニスタ主催者の小林です。
2023年2月16日(木)に千葉中央で朝活をしてきました。
漫画・小説について話をしてきたので、気になる方はぜひお読みください。
今回のテーマは「漫画・小説から学んだこと」
696回目となる今回のモニスタは、第3木曜日のため千葉中央で朝活。オンラインの方を含めて、11名の方にご参加いただきました。
テーマは「漫画・小説から学んだこと」。
世の中に数多く存在する漫画・小説。それらを読んで得た知識や学んだことが何かを、お互いに紹介してきました。
紹介された「漫画・小説から学んだこと」
今回紹介された「漫画・小説から学んだこと」は、次のとおりです。
主人公のような生き方をしたいと思ったこと
「コブラ」の主人公、一匹狼の宇宙海賊コブラのような生き方がしたい、とのことです。
「コブラ」は小5の時に初めて読んだそうで、顔は整形して二枚目、体つきも格好良い、女性にも優しい。そんなコブラのキャラクターにひかれて、自分もそうなりたいと思ったそうです。
実際に、電車内で女性に席を譲ろうとしたところ、その席を巡って別の乗客とトラブルになった。そんなプチ事件も紹介されました。
人は中身が重要。そして、その中身は第一印象でわかること
学生時代の時に「星の王子さま」を読み、人は中身が重要というのを理解したそうです。
そして、仕事を通じて色々な人と出会った結果、中身がある人かどうかは、会った時にある程度わかるようになったとのこと。なので、初めて会った時に、直感で「あれっ」と思った人は、実際に中身もイマイチとのこと。
なので、これからも自分の直感や第一印象を大切にしていきたい、とのでした。
本気で勝負すると・・・何かが決壊するんだ。
「20世紀少年」の作品中で登場するセリフです。
大学入試に向けて勉強をしていた当時、気分転換を兼ねて読んでいたのが「20世紀少年」。このセリフから、本気でやらないと何も起きないということが強く印象に残ったそうです。
大学入試が頑張れたのは、この「20世紀少年」のセリフのおかげ。当時の自分の心の支えになった言葉とのことでした。
友情を育み、英語勉強を鼓舞してくれたこと
「赤毛のアン」という作品を通じて、友情を育み、英語勉強に励むことができたそうです。
学生時代に「赤毛のアン」を友だちと一緒に読み始め、ストーリーに魅了されて友人と語り合った作品。その後、カナダへ行った友人から洋書版の「赤毛のアン」をもらい、一生懸命翻訳しながら読むことで、英語の勉強に取り組めた。色々な思い出のある作品とのことです。
なお、日本語版の翻訳家である村岡花子さんの「花子とアン」のドラマを見ていたとのこと。「赤毛のアン」は自分にとって、友だちともいえる一冊とのことでした。
逆境に立ち向かって生きていく姿に影響を受けたこと
「はだしのゲン」の主人公ゲン。彼の生き方に影響を受けたそうです。
舞台は広島県。原子爆弾でゲンの家族が亡くなるといった物語。小学生時代は、この展開にかなり衝撃を受けたそうです。ゲンはそんな逆境にも負けずに、しっかりと立ち向かっていく。そんな姿に、自分自身がとても励まされたとのこと。
自分も色々な経験や挫折をしたけど、そのたびにゲンの生き方を思い出して、自らを奮い立たせて頑張ってきた。そんな話が紹介されました。
日本の行事や文化の奥深さを知ったこと
「XXXHOLiC(ホリック)」を通じて、日本の行事や文化の奥深さを知ったそうです。
もともとのきっかけは「ツバサクロニクル」という作品。この作品とつながりがあるとのことで、「XXXHOLiC」を読み始めたそうです。作品内では、偶然はなく必然しかない。すべての出来事には意味がある。という名言に加えて、日本の行事や文化の由来や意味をしっかり解説しているそうです。
また、この本を読んで、自分が貧しいと余裕がなくなるのでタダ働きはしない。そう決めるキッカケにもなるなど、自分にとっては哲学的な作品とのことでした。
お前が親の期待を背負う必要はない
「ドラゴン桜」で出てきた「お前が親の期待を一心に背負う必要は一つもない」というセリフが、心に響いたそうです。
「ドラゴン桜」は、出来の悪い生徒を東大に行かせるという作品。そこで先生が教える勉強法が、とても画期的で影響を受けたとのこと。
この勉強法を実践すれば、自分も東大に行けたかも。そんな期待感を抱かせる作品という話も紹介されました。
千葉氏を学ぶきっかけになった
「東国の自立と千葉介常胤」という本を読んで、千葉氏を学ぶことになったそうです。
実はこの本は漫画や小説ではなく、シンポジウム報告書とのこと。ただ、この本を読んで、自分の中で大きな変化や影響を受けたとのこと。
地元である土気と、千葉氏の密接な関係を知ることで、歴史に興味を持ち、千葉氏関連の勉強をすることになった。自分の生活や考え方を変えるきっかけになったそうです。
患者の気持ちを理解して表現してくれた
「ブラックジャックによろしく」は、当時苦しんでいた自分の気持ちを代弁してくれた作品とのことです。
実は、10年前はがんで闘病中。退院後にこの作品と出会ったそうです。作品内では自分が使っていた抗がん剤や、悩まされた副作用の話が紹介されていたとのこと。患者側に立った視点で書かれていて、とても感動したそうです。
ちなみに、当時入院していたのは大学病院。毎週水曜日に教授の回診行列を何度も見かけたそうです。行列はドラマの過剰演出ではなく、実際に起こっていること、という裏話も紹介されました。
みんなの居場所を守る
「仮面ライダーアギト」で登場したセリフが、とても印象に残っているそうです。
特撮ドラマなので、漫画・小説というと微妙かもしれませんが、このセリフは強く印象に残り、今でもこの言葉を思い出しながら仕事をしているとのこと。
お客様の居場所を守ること。それが結果として、自分の居場所を守ることにつながる。そう心に留めている、とのことでした。
サッカーをはじめるきっかけになった
「キャプテン翼」を読んで、サッカーをはじめるきっかけになったそうです。
もともとはずっと野球をやっていたそうですが、サッカーにハマったのは「キャプテン翼」を読んでから。
当時は作中に出てくるドライブシュートやヒールリフトをひたすら練習していたし、社会人になってからはサッカーにどハマりするようになった。そんな話が紹介されました。
「漫画・小説から学んだこと」をやってみての感想
漫画・小説というと、娯楽感があって軽くみられがちですが、学びはたくさんあったようです。
自身の理想や仕事の取り組み方に影響を与えたものから、それがきっかけで生活が変わったという話まで。あらためて、漫画・小説の持つ影響力の大きさを知ることができました。
また、今回紹介された漫画・小説は、別の人からすると、違った視点や意見があったようです。
中でも戦争の話は、日本だけではなくアメリカ側の視点からの話が紹介されたり、現在は漫画・小説で伝えることができないなど、あまり知られていないエピソードが紹介されて、あらたな学びや気づきにもなったみたいです。
朝活にご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
次回の千葉朝食会モニスタについて
最後に、次回の千葉朝食会モニスタのお知らせです。
次回は2月23日(木)。第4木曜日のため、稲毛で朝活します。
テーマは「オススメの一冊」。
モニスタで大人気のテーマ「オススメの一冊」です。あなたが人にオススメしたい本が何かを教えてください。
あなたも稲毛で一緒に朝活しませんか?
またこの日は、オンライン(Zoom)配信も行います。
日本全国、そして海外からの参加も可能です。会場に来るのが難しいという方は、ぜひオンラインで朝活してみませんか。
ご参加をお待ちしております!